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すぐに活かせる教育のヒント

生きる力?これからの時代に子どもに身につけさせたい力とは

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生きる力=知・徳・体のバランスの取れた力
を育むことが新学習指導要領では言われています。
こういうのを読んでいると、結局全部やんけ!
と思ってしまうのは私だけでしょうか。

私だったら子どもに身につけさせたい力は2つです。
ズバリ、コミュニケーション力問題解決力です。

コミュニケーション力があれば何でもうまくいく

社会が日々大きく変化する中で、
どんな人とも円滑にコミュニケーションが取れる力がとても重要だと思っています。
特に、言語力思いやりがあればバッチリです。

【言語力】
日本人であれば幼少期は日本語をしっかり身につけさせることを重視しながら、英語は音に慣れさせておくのが良いでしょう。

【思いやり】
思いやりというのはコミュニケーションのいわば基礎となるもの。
マナーだって相手への思いやりがあってこそのものです。
10歳頃までは、相手の立場になって考えることが難しい子もいますが、
意識的に考えさせるようにしましょう。

コミュニケーションが上手な人は、周りに自然と人が集まってきますし、
仕事などいろいろなことが上手くいきます。
グローバル化やネット社会と、コミュニケーションのかたちが変化する中
どんな時も自然なコミュニケーションが取れる子を育てましょう。

これからは問題解決の力がモノをいう

ご縁があってあるNPOで働いていました。
そのNPOの代表は子どもに関する社会問題を解決することを仕事としています。
それは、誰かに雇われてする仕事でも無ければ、誰かがやったことある仕事でもありませんでした。
でも、彼女は自分で問題解決する仕事を切り拓いていきました。
さて、10年後には今ある仕事の7割は無くなる、などと聞きます。
これからは、自分で社会の問題を見つけ、解決していく力、
そして仕事も自分でつくること
が必要だと考えます。
そこで必要なのが当事者意識創造力です。

【当事者意識】
現代社会では、他人に関心のない人が増えているように感じます。
自分も社会に生きている限り、どの問題も自分のものと考えて行動することが必要だと思います。
当事者意識が育つように普段から様々な問題について子どもと議論すると良いと思います。

【創造力】
また、問題を解決するためには、既存のやり方では太刀打ちできないときもあります。
そんなときに大切なのが創造力です。
多くの学校教育は創造性を破壊するような教育が行われています。
「正解」と考えられた外れたものは潰していく教師も少なくありません。
それでは子どもから自由な発想は生まれません。
常識から外れた考えや行動でも、人に迷惑をかけたり、極端な危険が無い限り
見守ることも大切だと思います。

まとめ

「生きる力」を育てる、と言われていますが
「生きる力」とは何なのか考えたことがありますか。
自分なりに子どもに身につけさせたい力を考えてみてはいかがでしょうか。