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すぐに活かせる教育のヒント

子どもの成長に逆効果な習い事をさせていませんか

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私が子どもの時は、書道の習い事をしていました。
バレエや水泳が習いたくて何度も親にお願いしましたが、
お金と場所の問題でさせてもらえませんでした。

さて、私が働いていた小学校では、
子どもによっては3つも4つも習い事をしている子がいました。
習い事が忙しすぎて学校の宿題ができません、という子も少なくありませんでした。

学校以外の教育の場はすごく大事だと思います。
学校の勉強だけでなく、いろいろな才能を開花させるチャンスです。
しかし、うまく習い事を選ばないと無意味どころか悪影響を与えてしまいます。
私が思う、間違った習い事のさせ方を書きたいと思います。

ハードすぎる運動系

体力をつけさせるために、運動系の習い事をさせている方は多いと思います。
しかし、成長期を前に筋肉が付きすぎると身長が伸びにくくなるなど
成長を阻害することがあります。
また、疲れすぎて学校の授業中に眠くなるということもあります。
体力や柔軟性などを子どもの頃から付けるのも大事ですが、
長時間だったりハードすぎたりする場合は避けた方が良いかもしれません。

英語教室

これは、私の個人的な意見なのですが
小学生の段階であれば学校と家庭での英語教育で十分だと思っています。
英語よりもまずは日本語をしっかり身に付けさせるようにしましょう。
その上で英語の音や文字に慣れさせることは、おうちでやってしまいましょう。

夜遅くまで塾

学校の宿題もできていないのに、塾に夜遅くまで行っている子が多いです。
塾は、個人のレベルに合わせた指導ができるので学習効果も高くて良いのですが
気をつけたいのが授業時間。結構遅いことが多いのです。
夜10時頃から成長ホルモンの分泌がされますのでそれまでには眠っていたいもの。
体の成長や知識の定着を助けます。
帰りが遅いと体にも頭にも良くありません。

掛け持ちしすぎ

1週間のうちほとんどの放課後は習い事という子がいます。
これだと、学校の友達と放課後に遊んでいる時間がありません。
社会性を身に付ける大事な時期に、
外で友達と遊ぶ時間がないのは危険です。

いやいや通っている

当たり前かもしれませんが、
子どもがいやいや通っているのであればそこから得る物は少ないでしょう。
一時的なものであれば、
「続けること」の大切さを身につけるのに良いかもしれませんが、
ずっとやる気のないまま通っていても意味がありません。

まとめ

放課後の時間は子どもにとって貴重なもの。
学校が終わってから自由に使える時間はせいぜい3〜5時間程度。
その時間に習い事を上手く活かせるかは親にかかっています。
子どもと一緒にどんな習い事がいいのか考えてみましょう。